2015年9月20日、ネパールでは憲法が制定されました。

憲法の草案が出てから7年の年月を経ての出来事です。

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そして現在、ネパールの憲法をめぐり、お隣の国インドとの衝突が起きています。

ネパールとインドの関係が悪化してしまった理由について解説していきます。

2015年9月20日にできたネパールの憲法とは?

2015年は、ネパールにとって激動の年となりました。

ネパールのカトマンズで起きた地震により、多大なる被害を受けたネパールですが、ようやく落ち着きを取り戻してきました。

多くの人たちが地震の恐怖におびえ、眠れない夜を過ごした事でしょう。

私には、寄付をする事しか出来ませんでしたが…

参考記事
⇒【ネパールでM7.9の大地震のニュース

そして2015年9月20日、ネパールの国民が待ち望んでいたネパール憲法が出来ました。

ネパール憲法は、ネパールの議会が作った憲法で、七年の年月を経て実現した憲法です。

なんと、国民の代表が自分たちで憲法を作るのは、ネパールの人たちの遥か昔からの夢でした。

ネパールと言えば、マオイストとの戦いですね。

マオイストとの戦いで、ストライキが起こり交通が麻痺してしまう事態に遭遇した事があります。

ちょうど田舎の友人を訪ねていた時で、あの時は大変な目にあいました。

また、ネパールは以前王制の国でしたが、王制も無くなりました。

これからネパールの政治が安定していけばという時に、制定された憲法の内容を巡り、インドとの衝突が起こっている現状です。

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ネパール憲法にインドが反対している理由とは?

今回制定されたネパールの憲法は、隣国のインドとしては面白くないようですね。

理由は、インドにほど近いネパールの南部に住む「マデシ」の人たちの政治的権利擁護を巡ってです。

マデシは、インドのビハール州の住民と血縁関係の人たちも多く、言語や文化などもインドのビハール州の人々と共通しているようですね。

王制崩壊後、ネパールは中国の影響を受けている事から、インドとしてはマデシの人々の政治的権力確保は必須のようです。

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マデシと治安部隊で衝突が?

ネパールのマデシ部隊と治安部隊との間の衝突で、40人の死者を出すという出来事もあった模様です。

40人の死者が出たという事は、おそらく怪我人も多くでているはずです。

ネパール南部とインドの国境近辺は、あまり治安が良くありません。

近づかないに限ります。

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ネパールの対インド関係悪化で物資不足が深刻化

このような憲法制定をめぐる一連の流れから、今現在ネパールではインドからの物資が入ってこない状況です。

物資を積んだネパール行きのトラックなどは、国境で停められ、ネパールに行けないようになってるようですね。

特に、ネパールではガソリンやガスはすべてインドからの輸入のみです。

ネパールでは、ガソリンが無くなると車が走れなくなる他、ガスが無くなると調理もできなくなります。

2015年10月16日現在、ネパールのカトマンズではパブリックバスなどしか走ってない状況です。

タクシーなどにまわってくるガソリンは無いようですね。

ネパールの友人から聞いた話では、一日だけガソリンが配られる日があったようですが、ものすごい混んでいてほとんどの人がゲット出来なかったようです。

今現在、ネパールのカトマンズではガスが無いため、食堂なども閉まってる所が結構多いようです。

このままガソリンやガスが提供されない状態が続くと、ネパールの人々のライフラインが途切れてしまいます。

そうなると、またネパールは大参事です。

私の大好きなネパールの国が、こんなことになるなんて悲しすぎます。

いえ、インドも好きなのですが…

ネパールの友人から、相談のメールが来ても、私には何も出来ないのももどかしいですね。

ネパールは、きちんとマデシの人々と話合いに合意できれば、憲法を変えてもいいと言ってるようですね。

早急になんとかしないと、人々の暮らしもまた、落ち込んでしまう事になるのではないでしょうか。

カトマンズで飲食店を経営してる友人もいるため、とても心配です。

インドとの対立問題も、早く解決する事を祈るしかありませんね。