2016年、インドでは熱波に見舞われていましたが、
ついに北部のラジャスタン州の砂漠の年では遂に51度を記録しました。
インドの熱波と地球の平均気温、そして日本の夏の猛暑予測について、解説していきます。
インドの北部で国内観測史上最高の51度記録!?
2016年5月19日、熱波に見舞われているインドではついに気温が国内観測史上最高の51度を記録しました。
今までの最高気温は、1956年の50.6度が最高でした。
51度を記録したのは、インド北部のラジャスタン州の砂漠年ファロディです
ラジャスタン州は、熱波に襲われることが度々ありますが、51度はさすがに今までないですよね。
インドの北部においては、5月と6月が年間で最も暑い時期だと言われています。
雨季の訪れと共に、温度は毎年下がって行き、熱波がやわらいでいきます。
40度越えの日は普通にありますが、さすがに50度を超える日はあまり無かったようですね。
週末にかけては、インド全土で激しい熱波が続くため、警戒が呼びかけられています。
熱波の続くインドでの熱中症対策
日中の時間帯は、用事がない限りあまり外に出ない方が良いですね。
外に出なければいけないときは、水分摂取や帽子をかぶるなど、熱中症対策が必要になってきます。
特に重要なのが、小まめな水分補給です。
ちなみに私は今タイのチェンマイにいますが、毎日40度越えの日々が続いています。
43度等の日にはさすがに本気で熱く、ちょっと歩くたびに水分補給をしないと頭痛に悩まされることになります。
あまり暑さに慣れていないため、軽い熱中症にかかってしまってるのでしょう。
ほんの数分、数十分出歩くだけでこのような状況なので、外で働いている方々は本気でかなり辛いのではないでしょうか?
長時間外にいなければならないという方は、必ず水分補給が必要でしょう。
熱中症対策は、自分自身で行っていくしかありません。
インドの人たちにも、正しい熱中症対策の方法をきちんと伝えられればいいですよね。
2016年世界の平均気温の上昇は過去最高
また2016年の世界の気温は平均気温は、過去最高を更新しました。
こちらも観測史上最高だということです。
タイのチェンマイでも、未だかつてない暑さです。
こんな暑い日が続くだなんて…と、チェンマイの方々も参ってるようですね。
インドの方々への影響も計り知れませんが、世界中で気温上昇が起こってるという事ですね。
今年1月から4月までの4ヶ月の平均気温は、1880年に記録を開始して以来過去最高となった模様です。
20世紀の平均気温よりもなんと1.14上がったとのことです。
2016年の日本の夏は冷夏ではなく猛暑?
2015年には、エルニーニョ現象が発生し太平洋の赤道付近の海面水温が上がりました。
今年はエルニーニョ現象は治まりつつありますが、もしもラニーニャ現象が起きたとしても、平均気温が下回る事は無いとの予測が出ています。
と言う事は、2016年の日本の夏は冷夏になる事はなく、猛暑になると言うことにつながるのではないでしょうか?
今のうちから、熱中症対策などの知識を仕入れるなど、対策を行っておく事をおススメします。