オーストラリアで、2015年9月2日、もこもこの羊が保護されました。
保護されたのはキャンベラの地で、発見された時には毛がもこもこすぎて、もはや何の動物だかわからない程になってたようです。
その後の羊はいかに!?
オーストラリアで毛むくじゃらの羊が現れる!?
オーストラリアのキャンベラで発見された羊は、通常の羊の約三倍程の毛におおわれた羊でした。
運ぼうとしても、毛の重さで思た過ぎてなかなか運べず、なんと三人がかりで運んだようですね(^^;)
そして、もうじき夏がやってくるオーストラリアでは、このままだと羊の命の危険があるため、急きょ毛刈り職人を募集しました。
毛刈り職人を募集しはじめて、すぐに候補者が現れたのですが、なんとその候補者の方は、毛刈りの名人(チャンピオン)だったのです。
羊は毛がもこもこしすぎると命の危険が!?
羊のメリノ種などは、毛の生え替えの時期がありません。
そのため、毛を刈らないと永遠に毛は伸び続けるという事になります。
ある程度まで伸びたらもう伸びないという訳ではなく、ずっと伸び続けてしまうのがメリノ種などの羊なのです。
毛が伸び続けると、夏を迎え暑くて暑くてたまらなくなるのが容易に想像できますね。
そして、毛をしょってる分の重さもあるため、動きもにぶくなります。
草を食べる際にも影響してきます。
オーストラリアの夏は、暑くなるため熱中症の危険性も高くなります。
これらの事を考えると、毛の伸びすぎによって羊に命の危険が及ぶことがわかるでしょう。
チャンピオンにより羊の毛刈が行われた結果
羊の毛刈のチャンピオンによって、毛刈が行われました。
出た毛の量、なんと40キログラム程だったとか。
羊一頭の毛刈は、数分で行うことができる毛刈のチャンピオンでも、今回は40分以上かかったとか。
それだけもこもこ過ぎたという事ですね。
チャンピオンが名乗り出てくれたお蔭で、羊の命は助かりました。
オーストラリアなどでは、群れから離れていった脱走した羊などは、探さないようです。
そのため、そのまま野性化できずに死亡するパターンが多いようですね。
今回助かったもこもこ羊は、運が良く人間の手により助けられました。
なんとなく、ほのぼのとしたお話ですね。
色々な事件などが報道されている中、癒されるお話でした。
刈られた毛は約40キロ分程だったようですが、40キロも背負ってたのかと考えると恐ろしいですね(^^;)
今後は、こんな事になる前に毛をきちんと刈って貰える事でしょう。