フランスのパリ中心部で、2015年11月13日、銃撃や爆発があり、劇場への攻撃だけで153人以上の死者が出てるというニュースです。
なぜ、比較的安全だとされるフランスのパリで、このようなテロが起こったのでしょうか。
2015年11月13日に起きたパリでのテロのニュース
2015年11月13日夜、フランスのパリでは劇場やサッカー場、そして飲食店など様々な場所で爆発や銃撃が起きました。
劇場では、多くの人たちが人質になり、恐怖におびえてる人たちの姿が写し出されていました。
イスラムの地でしたらいざ知らず、まさかフランスのパリでこのようなテロが起こるだなんて、まったく想像すらしていませんでした。
ただ、フランスのパリでは、11月30日から国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議が開催予定だったため、警戒する矢先の出来事だったようですね。
まだ、30日まで日にちがあるため、大々的に警戒する注意喚起は人々には行われていなかったという事でしょうか。
今回の銃撃や爆発で、今現在分かってる最新情報によると、少なくとも153人は亡くなられているとのニュースです。
おそらく、亡くなられた方だけでなく、多くの重軽傷を負った方々もいらっしゃるはずです。
11月14日未明には、人質がとられていた劇場に警察が突入し、犯人を射殺したとの事。
パリのテロ、欧州に住む者として心象をお伝えすると、1月のテロ以降、パリの主だった公的機関には自動小銃を持った兵士が配置され、ずっと厳戒態勢にありました。その状況下で、多数の場所での同時多発という、かなり組織化された形のテロが起きた衝撃は極めて大きいです。
— 梅原季哉 Toshiya UMEHARA (@tosume) 2015, 11月 13
パリで起きたテロの場所は?
今回、パリで起きたテロの場所はパリ中心部のバタクラン劇場と北部の競技場付近などです。
また、競技場近くにあるカンボジア料理店も、銃撃にあっています。
パリ北部にあるサンドニ市のサッカー場「スタッド・ド・フランス」では、フランスとドイツのサッカーの試合が開催されていて、フランスのオランド大統領も観戦していたとの事です。
市内合計七か所でテロ攻撃が行われたため、厳重な警戒がされて います。
【事件】 パリで同時テロ…フランス代表戦は予定通り開催も観客がピッチに避難 https://t.co/1XT9iQRf5N フランス対ドイツ代表戦が行われたスタジアム周辺でも銃撃がありました。 pic.twitter.com/rxU4gkX8el
— サッカーキング (@SoccerKingJP) 2015, 11月 14
フランスのパリのテロ!巻き込まれた邦人は?
在仏日本大使館からの情報によると、今分かってる時点では、爆発に巻き込まれた日本人はいないというニュースです。
フランス政府は、今までにない事態だという事で、フランス全土に渡り、非常事態宣言を出しています。
外出を控えるように促しているため、今現在フランスにいる方は、外出は避けるようにしましょう。
私がフランスに行った時には、地下鉄や列車のスリ以外は、かなり治安が良いパリだったのに、まさかこんな事になるなんて…
ここ最近、フランスでは物騒な事件が多くなってきました。
つい先日も、リヨン郊外でガス工場の爆発などがありましたよね?
最近、旅行が本当に怖くなってきました。
【パリ同時多発テロ】「死者140人」ロイター通信が報道。人質事件のバタクラン劇場では、Perfumeなど過去に公演 https://t.co/xzPwabb43V pic.twitter.com/H1x1Vg460m
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2015, 11月 14
フランスのパリのテロはやはりISか?
フランス、パリで起きたテロは、イスラム過激派が関与した可能性は充分にあるようですね。
フランス政府によると、自爆テロとの見方を強めています。
罪のない人たちをこんなにも巻き込むイスラム過激派は、一体何を考えてるのでしょうか…
全世界を巻き込むつもりなのでしょうか…
イスラム過激派の人たちを、国に入れないことは不可能ですよね。
移民問題もありますし、色々なところに紛れ込んでる恐れもあります。
完全排除は、絶対に無理なはずです。
今現在の最新情報では、容疑疑惑があるのがシリアやイラクから帰国したとみられる戦闘員だという事です。
旅行好きな人間としては、正直言って困惑しています。
CNN,BBCに契約していない方は Watch France 24 Liveでパリのテロの報道をリアルで見れます。 https://t.co/tJLi3hCMQ8 pic.twitter.com/tsbIFiPDbo
— disneyworld (@disneycruise200) 2015, 11月 14
パリのテロを受けてフランス国境閉鎖へ
フランスのオランド大統領は、非常事態宣言をフランス全土に出しただけではなく、国境閉鎖を明言しました。
かなりの警戒態勢でこの事態に臨むという事ですね。
年末の季節、パリ旅行を計画されてた方はかなり多いはずです。
私の友人も、年末年始パリで過ごすと言ってたため、このニュースをみて急いで連絡しましたが、さすがにパリへの旅行は控えるべきだと思われます。
中に入ってしまえば、いくら非常事態宣言が出されていても安全な場所も多々ありますが、国境は閉鎖されたらパリには入れませんし、旅行も不可能です。
年末年始の旅行でパリを予約している方たちのキャンセルは、かなり多くなる事が予測されます。
世界中、どこが治安が良いとは言えなくなってしまいました。
日本にいても、100パーセント安全なんていう事はありませんが、海外に出る危険性を考えて、国内旅行にシフトチェンジされる方もどんどん増えていくかもしれませんね。
それにしても、これ以上の亡くなられた方、負傷された方が増えないことを祈るしかありませんね。
また、大規模連続テロなんていう事にならない事を祈ります。