2016年4月14日21時26分頃、熊本地方を震源とする最大深度7の地震が起こり、まだまだ予断を許さない状況ですね。
実は、その直前にミャンマーではマグニチュード6.9の地震が発生していました。
さらにその直後に、エクアドルで起きたマグニチュード7.8の地震との因果関係についてみていきましょう。
熊本地震の直前に起きたミャンマー地震との関係性は?
インド ミャンマーとの国境付近で地震 NHKニュース
平成28年熊本地震が起こる直前に、実はミャンマー地震が起こってたのをご存じでしょうか?
2016年4月13日、22時55分頃ミャンマーではM6.9の地震が発生しました。
ミャンマーの地震は、ミャンマーの首都ネピドーから北に400キロ程離れたインドとの国境近辺で起こり、インドのコルカタなどでも揺れが観測されました。
被害などは、特にありませんでしたので、ニュースにはそんなになりませんでしたが、マグニチュード6.9と言ったら結構な地震ですよね。
私のFBには、「ミャンマー地震に近い地域にいます。安全の報告をしてください。」なんて言う文字が現れました。
熊本地震の約1日前に、ミャンマーで起きた地震と熊本地震との関係性はあるのでしょうか?
地震が起こる仕組みを考えると、ミャンマー地震が日本の熊本地震に影響を与えたと考えられる事もあるはずです。
今回のミャンマー地震と熊本地震の因果関係が証明された訳ではありませんが、あくまでも憶測にすぎませんが、過去のデーターを観てみるともしかしたら関係性があると言えるのかもしれませんね。
2012年12月7日三陸沖マグニチュード7.3の地震の前に、11月11日ミャンマーでM6.8の地震発生。
2003年9月26日十勝沖地震震度6弱が発生した前には、9月21日にミャンマーではM6.8の地震が発生しています。
他にも、日本で地震が起きる前にミャンマーで地震が発生してる事がたびたびあるようですね。
もちろん、後付けでの憶測に過ぎないかもしれませんが、この辺の所はどうなってるのでしょうか?
2016年4月16日エクアドル地震発生
エクアドルでM7.8地震が発生
熊本地震の直後、2016年4月16日午後6時58分(日本時間では17日午前8時58分)にエクアドルの首都キトから北西に170キロ離れた場所を震源とする地震が発生しました。
M7.8の地震で、熊本で発生した地震よりも規模が大きい地震となっています。
イギリスの教授によると、熊本で発生した地震の規模の約20倍程の地震だという事です。
エクアドルの地震では、多くの方々が倒壊したホテルなどの下敷きになっていて、まだまだすべての亡くなられた方なども把握できてない状況のようですね。
現時点でのエクアドル地震での死者は、246人、負傷者は2527人とされていますが、安否確認がまだ済んでいないため、何とも言えない状況です。
熊本地震とエクアドル地震との因果関係はあるの?
エクアドルの地震がニュースにのぼり、熊本地震との関係性が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず結論から、イギリスの教授によると熊本地震とエクアドル地震の関係性はないという事です。
例によって、日本ではあまり海外の地震などの情報はそこまで報道されませんが、今回のエクアドル地震は、熊本で頻発した大地震が、プレートを伝い南米まで影響を与えた可能性も捨てきれないとの事です。
理由は、環太平洋造山帯という造山帯があり、日本から南米まですべて繋がっているからです。
まだ、明らかにされた訳ではありませんが、実際の所はどうなのでしょうか?
もし関係性などが解明されたら、今後地震などをさらに予測して世界中の地震の被害を減らすことが出来るのではと思うのですが、安易な考えなのでしょうか。
地質学者ではありませんので良くわかりませんが、世界中の地震をもう少し観測しておく事で、準備が出来るのではなんて思ったりもしてしまいました。
南米で地震が起きると日本に津波が?
南米で地震が起きる事により、日本に津波が起こる可能性が高いとされてますが、今回のエクアドル地震では日本への津波の心配はないとのニュースでした。
いずれにしても、地震はその後の二次災害が危険だとされています。
熊本の地震も、まだまだ予断を許さない状態のため、今後も引き続き警戒が必要でしょう。