2016年の6月19日は父の日ですね。
父の日って、実は日本だけのイベントではないのをご存知でしょうか?
私が今いるタイという国の父の日について、ご紹介していきます。
父の日は国によって日にちが違うの?
日本の父の日と言えば、6月の第三日曜日だと決まってますね。
母の日の約一か月後に訪れるのが、父の日です。
先日、タイの友人に「父の日のプレゼントどうしようかな…。タイでは何をプレゼントするの?」
と聞いてみた所、不思議な顔をされました。
あら?タイには父の日は無いの?と聞いてみた所、タイの父の日はなんと12月にあると言うのです。
タイの父の日は、12月5日と決まっているそうなのです。
タイの父の日は12月5日なの?
タイでは、12月5日は非常に大事な日なのです。
タイの方々は、王様の事をとても崇拝しています。
街の至る所に、王様の写真が飾られていますし、王様が崇拝されている国です。
そんな王様のお誕生日が、12月5日なのです。
そして、王様のお誕生日であり、さらに父の日も王様のお誕生日の日に制定されたそうです。
そんな訳で、タイの父の日は12月5日なんですね(^^;)
タイの母の日はいつ?
ちなみに、母の日は8月12日です。
理由は、もうお分かりかと思いますが、国王妃のお誕生日が8月12日だからです。
タイという国が、いかに王様、お妃さまが大事にされている国なのか、分かりますね。
タイの父の日のプレゼントは?
タイでは、父の日には「プッタラックサー」と言う黄色い花をお父様に贈ります。
黄色い花を贈るのには、これまた理由があり、タイの国王様の誕生日色が黄色だからです。
タイでは、誕生日の色が決まってるんですね(^^;)
そんな黄色い花を贈るのが父の日の習慣ですが、ここ最近ではこの黄色い花、「プッタラックサー」はタイであまり見られなくなってきているようです。
そんな理由からも、食事をご馳走したり、色々と風習は変わって来てるようですね。
タイの母の日の贈り物は?
タイの母の日には、お妃さまの誕生色である水色の洋服をお母様に贈るという習慣があります。
そのため、母の日直後には水色の洋服を着てる方々がとても多くなるようですね(^^;)
なんとなく、不思議な感じです。
この時期は、水色の洋服がかなり売れるという事ですね。
母の日や父の日は、アメリカが発祥で始まったイベントで、お母様、お父様に感謝する日という位置づけです。
母の日や父の日の日にちは異なっても、父や母に感謝するという目的は変わらないものですね。
世界の母の日、父の日を調べてみると、色々と面白いことが分かるかもしれませんね。