中国で、映画ドラえもん「STAND BY ME ドラえもん」</strong>が上映されてからわずか90日間で、興業収入が90億円を突破したというニュースをみました。
わずか11日間で90億円とは…
さすが人口の多い国、中国です。
そして、中国でのドラえもんの人気は不動のようです。
中国でドラえもんが一般の人たちに人気の理由とは?
中国では、ドラえもんは「哆啦A夢」という名前で書かれています。
発音は、そのままドラえもんです。
なぜ文字の途中にアルファベットのAが入るのかと言うと、中国語には「エ」という発音がないためです。
中国の人たちは、結構な確率でドラえもんが好きという方が多いようです。
実際、私の中国の友人も、ドラえもんが好きだと言っていました。
- 単純に面白い
- 安心できる
という理由で、子供がいる親世代からも支持されています。
中国でドラえもんはテレビで放送されないの?
中国では、2006年からゴールデンタイムには、日本や海外などのアニメの放送がされなくなりました。
自国のアニメの普及のためだそうです。
それには、中国共産党の思惑もあったとか…
中国共産党は、日本のドラえもんが中国内で人気になることを恐れていたようです。
映画「STAND BY ME ドラえもん」が中国で大ヒット、興収100億円突破間近 http://t.co/EuTor7u9IY pic.twitter.com/JEd5plideR
— ニュースサイト IRORIO (@IRORIO_JP) 2015, 6月 9
なぜなら、ドラえもんは親日派を作る目的だと中国共産党には思われていたためです。
そうは言っても、ゴールデンタイムに放送されなくなっても、ネットなどでドラえもんを観ることはできます。
ドラえもんの人気は、中国の一般の人たちの間では、衰えることはありませんでした。
中国共産党VSドラえもん?なぜ共産党はドラえもんを批判するのか
2014年9月、中国共産党によるドラえもん批判が始まりました。
きっかけは、四川省成都で開催された「ドラえもんの秘密道具展示会」です。
ドラえもんの秘密道具展示会が大盛況に終わり、日本のアニメ関連グッズなどがかなり大量に売れたため
【ドラえもんに警戒せよ】という事になりました。
ドラえもんが、2020年に行われる東京五輪の招致スペシャルアンバサダー(特別大使)に就任したこともあるようですね(^^;)
映画ドラえもん、中国興収が90億円突破 日本国内興収超える(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース http://t.co/ZBpUkHntle 中国に膝をついて協力するものだけを優遇する汚い差別国家。 朝日系列ドラえもん こんなもんはゴミえもんだ!
— abck50 (@abck50) 2015, 6月 9
中国でのドラえもんの根強い人気の証明!映画ドラえもん
今回の、中国での映画ドラえもんの興行収入90億、日本での興行収入越えををみても分かるように、ドラえもんの人気は衰えていません。
それどころか、どんどんファンを獲得してるようです。
なんと、アニメ映画過去最高の興行収入を記録。
アメリカの「カンフーパンダ2」を上回る収入です。
中国北京の石景山遊楽園ではドラえもんに似たキャラクターが!?
日本でもよく話題に上りますが、中国の北京にある石景山遊楽園では、ドラえもんによく似たキャラクターに出会うことができます。
日本では、「ぱくり遊園地」と呼ばれている北京の遊園地で、ミッキーマウスによく似たキャラクターなどもいるようです。
ディズニーランドを参考に作った遊園地だそうですが、なかなか面白いキャラクターがいるので、目を離せない遊園地となっています。
中国の人たちには根強い人気を誇る遊園地のようですね(^^;)
世界中で大人気!ドラえもんの人気は衰えることを知らない?
ドラえもんは、世界中で大人気のキャラクターです。
世界の各国の言葉で、ドラえもんのアニメが放映されています。
少し前に、バングラデシュでドラえもんが放送禁止に…というニュースを観て、がっかりしたことがあります。
バングラデシュでは、ドラえもんはお隣の国、インドの「ヒンディ」で放送されているため。自国語である「ベンガル語」の習得に問題が出てくるとの理由だそうです。
アジアの国々を旅してると、ドラえもんの漫画本もその国の言葉で販売されています。
イギリスの図書館にも、ドラえもんの漫画があり、びっくりした覚えがあります。
余談ですが、イギリスの図書館には「エヴァンゲリオン」の英語版の漫画まで置かれていました。
まさか図書館に日本の漫画があるなんて、日本のアニメの人気は、衰えるところを知らないんだ…と思った程です。
子供の頃から、ずっとドラえもんと共に生きてきた世代でもあるので、ドラえもんが世界中い愛されているのは嬉しい限りです。
ドラえもんは、いつかこんな時代が来たらという、夢の象徴なのではないでしょうか。
どこの国へ行っても…