2015年6月30日、箱根山の警戒レベルが2から3に引き上げられました。
2015年7月1日現在の最新情報です。
火山周辺規制である、警戒レベル2へは、2015年5月6日引き上げられ、約2ヶ月弱での警戒レベル3である入山規制への引き上げです。
箱根山噴火!警戒レベル引上げの理由は?
箱根山の警戒レベルが2から3に引き上げられた理由は、大涌谷の火口域から半径1キロメートルの範囲内で、小規模な噴火が起こったためです。
マグマが浮き上がってこない噴火と予測され、水蒸気噴火との予測です。
また、水蒸気噴火に伴って、噴石があるので、警戒レベルを2から3に引き上げたとの事です。
大涌谷近辺では、最近になり地震がまた増加し、震度1の有感地震も起きていました。
最大深度3の起きていた模様です。
今回の入山規制で、大涌谷300メートルから1キロメートル、立ち入り禁止となりました。
箱根山噴火!警戒レベルとは?
警戒レベルが2から3に引き上げられましたが、もう一度警戒レベルの分け方についてご説明します。
警戒レベルは、
警戒レベル1・活火山であることに留意
警戒レベル2・火山周辺規制
警戒レベル3・入山規制
警戒レベル4・避難準備
警戒レベル5・避難
に分けられています。
その中で、警戒レベル2から警戒レベル3にレベルが引き上げられたという事なので、火山周辺規制から入山規制への引き上げという事になります。
次の段階である警戒レベル4に引き上げられると、「避難準備」の段階に入ります。
これ以上、警戒レベルが引き上げられないことを祈るばかりですね。
箱根山噴火の警戒レベル引上げ!芦ノ湖は?
箱根山噴火の警戒レベルが引上げになり、芦ノ湖は大丈夫なの?という声が上がっています。
芦ノ湖などの箱根の主要観光地などの地域には、今現在影響はありませんので、特に問題はないでしょう。
また、箱根山の大涌谷から離れた箱根の温泉街にも、今現在のところ、特に影響はありません。
とは言え、箱根を訪れるという方は、いつ箱根山の状況が変わるか分かりませんので、常に最新情報などのニュースをチェックしておくと更に安心でしょう。
火山噴火の専門家の方の意見によると、2014年に起きた御嶽山レベルの噴火が起こった場合は、箱根の温泉街も巻き込む可能性もあると示唆しています。
火砕流による被害です。
もちろん、噴火が起こるか
どの程度の噴火であるか、は分かりません。
万が一、御嶽山レベルでの噴火が起こった場合の話だそうです。
箱根近辺にお住まいの方は、万が一のために、いつでも避難できるように、避難グッズなどの準備だけはしておくと安心です。
非難グッズをまだお持ちでないという方は、インターネットなどでも購入可能です。
いつ、何が起きてもすぐに動けるという準備をしておくだけでも、精神的にかなり安心できますよね?
参考記事
⇒【箱根山と富士山の噴火の可能性 警戒レベル引上げの理由と災害対策】