2015年10月26日、日本時間で午後6時過ぎにアフガニスタンを震源とするM7.5の地震が発生しました。
アフガニスタンだけではなく、お隣のパキスタン、インドにも被害が出ている大規模な地震とのニュースです。
アフガニスタン地震最新情報です。
アフガニスタンの北部でM7.5の地震発生のニュース
2015年10月26日、アフガニスタンの北部でM7.5の地震が発生しました。
時間は午後1時39分、日本時間の午後6時過ぎです。
震源は、ニュースの地震情報によると首都カブールから254キロ程北東に行った所との事。
震源の深さは212キロの地震で、そんなに浅い所で発生した地震ではないようですね。
アフガンでの地震での死傷者はどれ位?
ニュースなどの情報によると、アフガニスタンで起きた地震の死傷者は、アフガニスタン、パキスタンと合わせて今現在分かってる所で少なくとも80人は死亡してるとの事。
怪我人も多く出ていて、アフガニスタンの震源に近い州であるタカール州では、学校が倒壊するという事故が起き、多くの怪我人が出ている他少なくとも13人は亡くなったとの事です。
インドなどでも、地震による被害が出ていて、ジャムカシミール州では多くの怪我人が出て、病院に運ばれる方も結構いたようです。
アフガニスタンの日本大使館からの情報によると、日本人は把握してる限り全員無事だという事です。
震源地のカブールでは、今現在電話回線が不通になったりしているため、被害の全貌をすべて把握できてない状況だという事です。
アフガニスタンの地震が起きた理由!アフガンでは地震が多い理由
アフガニスタンは、たびたび大きな地震が起きてる国です。
過去にも、何度も大きな地震が起き、被害が拡大してたというニュースが報道されています。
アフガニスタンという国は、ユーラシア大陸が乗ったプレートが、南からインドなどのプレートが衝突する場所にあるんです。
そのため、地下にひずみが貯まりやすく、地震が起きやすい構造の国だという事になります。
今回のアフガニスタン地震では、ネパールまでは揺れが届かず、ネパールには被害は出なかったようです。
ようやくネパールは地震から復興してきている時なので、今地震が起きてしまったらかなり深刻な状況になる事が予測されます。
今現在、ネパールはネパール憲法が出来た関係で、インドからガスやガソリンが運んでこれない状況です。
参考記事
⇒【ネパール憲法制定 ネパールとインドの関係悪化の理由とは?】
そんな中地震が起きてしまったら本当に大変です。
アフガニスタンで起きた過去の地震のニュースは?
アフガニスタンでは、たびたび大きな地震が起きてますが、13年前の3月に起きた地震はM7.4の地震で、多くの死者を出した地震です。
150人の死者、そして400軒の家が倒壊するという大きな地震でした。
更に、その自信が起きた三週間後に震源地から南西に130キロ離れた場所でM6.0の地震が起きてます。
震源が8キロと、かなり浅かったために800人以上の死傷者を出し、1500軒もの家々に被害が出た地震です。
1998年に起きた地震の際にも、連続で大きな地震が起きているため、今回も再び大きな地震が起こる可能性があります。
今現在わかってる情報では、多くの家々が倒壊している模様なので、今後の余震にも注意が必要でしょう。
アフガニスタンの家の構造は、耐震構造になってる訳ではないので、地震が起きると家々が倒壊しやすくなっています。
地震が多い地域ではありますが、そこまでインフラも発達していませんし、地震を予測して家を建ててるような国ではないためです。
恐らく、今後も多くの死傷者が発見される予測です。
支援や義援金なども必要になってくる可能性も出てきます。
いずれにしても、大きな地震が再び起こらない事を祈るしかありません。