韓国では、2015年6月4日現在、mers(マーズ)=中東呼吸器症候群の感染者が35人にのぼったとの報道です。
隔離対象者は、1300人とのことです。
【韓国mersのニュース】三次感染者が死亡?
韓国では、mersが拡大している状況です。
2015年6月4日のニュースによると、3日にmersに三次感染した方が亡くなったとのことです。
三次感染者が亡くなったのは初めてとのこと。
mersと言えば、致死率は40パーセント位と高いものの、感染力はそんなに高くはないとされている感染症でした。
mersの二次感染者の方と同じ病室にいたため、感染し、死に至ったようです。
今回のmersは、病院内での感染で、感染した方の体力や免疫力が低下していたため、感染し、死に至ったということなのでしょうか。
※あくまでも、私の予測です。
🇰🇷✈️韓国政府、航空機のMERS消毒法分からず 殺虫剤をまくエアラインも… 虫が駆除できるんだからウイルスも駆除できるニダネ〜(ブシュー http://t.co/OrfNcx5sA9 http://t.co/lbHWGCmQim pic.twitter.com/IMViu5Idt9
— サバイバルスキルbot (@survival15bot) 2015, 6月 4
【韓国mersのニュース】mersの拡大してる地域は?
韓国のmersは、どこの地域で拡大を続けているのでしょうか。
mersの感染ルートは、韓国の首都、ソウルから南西65キロメートル程にある平沢市の病院です。
中東から帰国した男性が、入院した平沢市にある病院から、拡大していきました。
今現在は、平沢市にある病院は閉鎖されてる状況です。
また、mersに感染して死亡した男性の息子さんは、今現在中国でmersを発症し、中国の病院に入院中とのことです。
mersの感染が拡大してる地域が、ソウルの中心部から距離があることは、不幸中の幸いなのかもしれません。
【最新記事】「韓国MERS感染はなぜ1300名隔離まで拡大したか」 中東以外で最大規模となった流行は、こうして引き起こされた── | ニューズウィーク日本版 http://t.co/Mkisv14IYW pic.twitter.com/4nqjryEJq4
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2015, 6月 4
万が一、ソウルの中心部でmersが拡大してしまったら…
もっと多くの感染者を出してしまってることでしょう。
【mersとは?】mersとsersの違いとは?
sers(サーズ)という言葉に聞きおぼえはないでしょうか。
2003年に、中国で拡大しsers(サーズ)により、海外から帰国した方などは厳重に警戒されてた時期がありました。
サーズは、重症急性呼吸器症候群と言う名の伝染病で、中国内では8,069人がsersに感染し、775人死亡したとの報告でした。
致死率は、そんなに高くはないのがsersの特徴です。
それに対してmers(マーズ)は、2012年中東で確認された伝染病で、中東呼吸器症候群と呼ばれています。
sersの致死率が1割程なのに対して、mersの致死率は4割程にものぼるという特徴があります。
ラクダやコウモリなどが、mersの感染源とされています。
500RT 約4割が死亡するMERSウイルスを消毒する方法がわからず韓国で殺虫剤を撒きだす航空会社が出現「本当に消毒できてるかは知らない」 http://t.co/B1IkH9iZOV
— ハム速 (@hamusoku) 2015, 6月 4
sers、mersともに、コロナウイルスによる感染となっています。
mersは、人から人に感染しますし、三次感染での死亡も確認されているため、予断が許せません。
感染しないためにも、予防するに越したことがありません。
【韓国mers拡大】多くの旅行予定者がキャンセル?
韓国へ、渡航を予約していた中国人の方たちなどは、旅行のキャンセルが相次いでいます。
日本でも、外務省の海外安全ホームページでは、韓国渡航の注意を呼び掛けています。
韓国に旅行に行ったからといって、もちろんmersに感染する訳ではありません。
ただ、今後感染地域が拡大していく恐れもある訳です。
感染してしまい、帰国後に他人に迷惑をかけてしまう恐れもでてきます。
どうしても行かなければならない。という方は仕方ないかもしれません。
【MERS感染 1500人の会合出席】MERS感染医師が感染確認直前に、約1500人が参加する会合に出席していた。参加者全員に自宅隔離措置を取るよう要請。 http://t.co/4zZJTeZSNx
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2015, 6月 4
が、
延期しても差し支えないという方でしたら、延期も考慮に入れても良いのではないかと思います。
mers対策!一番しなければならない事とは
mers対策で、一番しなければならない事は、何でしょうか。
まずは、
- 危険だと言われる場所に立ち入らないこと
が一番です。
「君子危うきに近づくなかれ」
まさにその通りだと思います。
その他は、いつどこでmersが日本に入って来て感染してしまうかも未知の世界です。
自分の身は自分で守るということです。
- 外出時はマスクをすること
- 帰宅後は、必ず手洗い、うがいを徹底すること
- 生ものには気を付けること
簡単に出来ることですよね?
mersは、ワクチンがまだ無い感染症です。
ワクチンが無いという事は、後は予防するしか方法はありません。
mersの感染地域に行かなければならない。と言う方は、マスクなどを徹底し、感染しないように気をつけるべきでしょう。
少しでもおかしいと思ったら、すぐに病院に行くこと。
http://t.co/i9Xegkspsp 韓国での #MERS の感染拡大を受け、厚労省は空港や港に到着した韓国からの入国者などに、感染の疑いのある人への接触を確認するよう通知しました。写真特集5枚で羽田空港の様子を。 pic.twitter.com/uTonaH7tk3
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2015, 6月 4
そして、必ず【渡航歴】を病院で話すことです。
拡大を防ぐためにも、最低限守らなければならないマナーですよね。
mersが日本に入ってこないことを、祈るばかりです。
2015年6月4日現在、日本でも念には念を入れて、空港での検疫が強化されました。
※一部訂正2015/06/08
「少しでもおかしいと思ったら、すぐに病院に行くこと。」
↓
「帰国して2週間以内に、発熱や咳などの症状が出た場合は、速やかに保健所又は最寄りの医療機関へ連絡し、指示を仰いでください。もちろん渡航先を伝えるのも忘れずにしてください。」
「少しでもおかしいと思ったら、すぐに病院に行くこと。」
とありますが、それでは感染を広げてしまいます。
正しくは
「帰国してから2週間以内に、発熱、咳などの症状が現れた場合には、保健所もしくは最寄りの医療機関に事前に連絡を入れた上で受診してください。その際には必ず渡航先を伝えてください。」
だと思います。
「気になったので一言だけ」さん
貴重なご意見ありがとうございます。
リサーチ不足でした。すぐに訂正しました
。